先日別の記事で、グラフを使って資料を強化する方法についてご紹介しました(グラフは色で勝負!2色で強力な資料の作り方!)。そこでは主に色の使い方について触れましたが、今回はグラフと、もう一つの要素を組み合わせて、一目でわかる資料に仕上げる方法をご紹介したいと思います。
目次
1:イメージを想起させる画像を使う
2:こういう画像は削除する
3:画像の必要不要の判断基準
まとめ
1:イメージを想起させる画像を使う
以前「画像の必要箇所のみ使う!簡単な背景削除方法とは?」という記事で、画像の背景を削除する方法をご紹介しました。この方法で必要な箇所だけ使うことができるようになるわけですが、その上で、今回のスライドに必要な画像を選別していきます。こちらのグラフをご覧ください。20代の利用者が多く割合を占めているということを言いたいわけですが、こちら実はスマートフォンのことを言っています。
その場合、口頭で補足しても良いのですが、このように画像があると印象がガラッと変わりますね。はじめにイメージがあるので、何についての話をしているのかわかりやすくなります。
2:こういう画像は削除する
画像を使うことでわかりやすくすることができますが、反対に邪魔をしてしまう場合もあります。こちらのスライドをご覧ください。アプリのダウンロード数が前月比で2倍になったということを言いたいのですが、どうでしょう。確かにスマートフォンを持っていますが、もしかすると女性に目がいってしまう可能性があります。
スマートフォンやアプリに注目してほしいため、こういう場合は先ほどのスマートフォンの画像を使うか、何も使わないことをオススメします。
3:画像の必要不要の判断基準
最後に、どんな場合だと画像が必要、不要という判断をすれば良いのでしょうか。画像は、イメージを想起させるのと同時に、感情に訴える働きがあります。その場合、次のように考えることができます。
・上司や社内稟議で使う資料=画像不要(シンプルに仕上げる)
・顧客向け、あるいはセミナー資料=画像を使って感情に訴える
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はグラフと画像の組み合わせ方、その方法についてご紹介しました。別の記事「3ステップで簡単!透かし画像の作り方」にて画像の透かし方についても紹介していますので、合わせて読んでみてください。皆様の資料が、また一段と輝きを放つものになれば嬉しいです。
著者情報
プレゼン資料&動画作りのエキスパートGN1。課題やテーマ設定、構成、デザインに到るまでのストーリーを提供。数多くの企業の資料&動画制作をサポートし、商品・サービスの認知拡大、販売促進に貢献しています。
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