まず、長いのはダメですね。何についてプレゼンしようとしているのか??要するに何が言いたいのか??それが伝わらないプレゼンをダラダラとしていると、うまくいかない。筆者は「どんなに難しい課題でも5分以内でプレゼンをする」ということを意識してずっとやってきました。その上で役立つ考え方、基本構成についてお話していきます。
目次
1:適切な枚数
2:決断に必要な情報に絞る
3:アペンディックスは非常に重要
まとめ
↑上記Slideshareにて資料を閲覧いただけます
1:適切な枚数
ではプレゼンに適切な枚数はいったい何枚なのでしょうか。そのプレゼンの目的にも寄りますが、誰かの決済を取る、承認を得るという目的だとすると5〜10枚以内が理想の枚数です。
時間にして3分〜5分、1枚30秒〜1分で進めていける理想の枚数です。
前提として、決済者(社長や部長、それなりの役職に就いている型)は忙しいです。忙しい中で時間を割いていくつも決断していかなくてはなりません。そんな時にダラダラとプレゼンをしてしまったら、内容を聞く前に駄目だという判断をされます。そうならないために、しっかりとプレゼンを聞いて頂き商品やサービス、今回の提案について判断して頂くために枚数を絞っていきます。
2:決断に必要な情報に絞る
枚数を5〜10枚に絞る過程で、同時に情報を絞ります。全体の構成については、以前「今ある「プレゼン資料」で大丈夫?資料リニューアルのチェックリスト4項目」(https://smart-pr.amebaownd.com/posts/2832233)という記事でご紹介しました。
・課題ー何が課題なのか、今取り組むべき課題は何か
・原因ー何が原因でこの問題は起きているのか
・解決策ーそれを解決できる提案は何か
・効果ー導入した結果得られる効果は何か
この4つを押さえていきます。
ただし、必要な情報を絞ったとしても、
枚数を絞ったとしてもやっておくべきことがあります。
それはアペンディックスを充実させることです。
3:アペンディックスは非常に重要
決済者に対するプレゼンをする際に、基本的には10枚以内で収めることが
理想であるというお話をしました。
しかし、決済者は気になったことをその場で質問してきます。その質問に備えて
事前にFAQや元データを用意しておくと良いでしょう。
例えば、売上が伸びている、落ち込んでいる原因は何か。
競合他社の状況はどうか。これは毎年起こっているのか、今回が特別なのかなど。
決済者が判断に迷う可能性のある質問に対する回答を用意し、
できればデータと合わせてアペンディックスに入れておくと
信頼が増します。いざというとき、質問されて動揺することなく
説明でき、決済が下りる可能性が格段にあがります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。枚数を絞り、アペンディックスを充実させることで
短時間でも強力なプレゼンを実現できます。最初はなれないために、情報を絞込や
アペンディックスに盛り込む内容等考えるべきことがいくつかあります。
しかし、慣れてくると時間も短縮できると思いますので、ぜひ試してみて下さい。
著者情報
プレゼン資料&動画作りのエキスパートGN1。課題やテーマ設定、構成、デザインに到るまでのストーリーを提供。数多くの企業の資料&動画制作をサポートし、商品・サービスの認知拡大、販売促進に貢献しています。
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