何事もはじめが大切です。初めて会って、人は15秒以内に相手の人物像を勝手に想像します。
信頼できそうだとか、面白そうだとか。本当にその印象が合っているかどうかは、もっとじっくり話してみて分かることが多いですが、はじめの印象は大切ということは多くの人が理解しているのではないでしょうか。
プレゼンに関しても同様、はじめの15秒が重要です。この後の話を聞く価値があるのか
視聴者は瞬間的に判断しています。はじめの段階で興味を持ってもらわないと、その後いくら
よいサービスの説明をしても聞く耳を持ってもらえません。自分ごとに捉えてもらわないと、
「良いサービスだとは思うけど、ウチはいらない」という判断になってしまいます。
ここでははじめの15秒で何を伝えるべきか、どのように伝えるべきかについて
お話していきます。特に、商談やセミナーなどでお使い頂ける内容だと思いますので
じっくり御覧ください。
目次
1:はじめの15秒で差をつけろ
2:具体的な数字を見せろ
3:感情から逆算した問いを投げかけろ
まとめ
↑上記Slideshareにて資料を閲覧いただけます
1:はじめの15秒で差をつけろ
先程も述べたとおり、はじめの15秒で勝負が決まります。ここで興味を持ってもらう、自分ごとに捉えてもらうために
必要なことが「共感を得る」ことです。「確かに!」「そうそう、それに困っているんだよ!」という共感を得られれば
少なくともその先の話を聞く姿勢になります。
共感を得るためには、例えば、
課題・問題意識を煽るという手法があります。
現在の売上が落ちている、コストがかかっているという点を上手く刺激することができれば
特に決済者の心を動かすことができます。
実際には、初期の提案段階で先方の会社の内状がわからないこともあります。
そんなときには、多くの起業では◯◯という課題が有ります。
具体的には、、、という形で持ちかけることで
今一度自社の課題に向き合う機会を設けて上げることが大切です。
2:具体的な数字を見せろ
では、具体的にどのようにして課題・問題意識を煽れば良いのでしょうか。
下記2つの事例を見て頂ければと思います。どちらが注意を引くでしょうか。
・大幅なコスト削減に繋がる
・年間1,000万円のコスト削減が可能
どちらも大幅なコスト削減に繋がることを謳っていますが、
後者の方が、よりリアリティがありますよね。
その次に、具体的に1,000万円を削減できるプランを提示する訳ですので
自然と話が頭に入ってくるという仕組みです。
3:感情から逆算した問いを投げかけろ
導入はどんな入り方をすればよいのでしょうか。
ご自身のプレゼンで、今回どういう話を投げかけたいのかここに尽きます。
コスト削減に繋がるサービスであれば、先程のように
現在どれだけコストがかかっているので、これだけ削減できます!
という話がつながりやすいです。
あとは、効率を上げたいというニーズに対して応えるサービスであれば
現在どれだけ効率が悪いのかという前段があって
そして、今回提案するサービスによっていかに効率が上がるのか
人的・金銭的リソースがかかるのかという軸でも話を展開できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。はじめの15秒で、数字を持って、感情を逆算して話し始めることがプレゼンでは大切です。具体的な数字を出して、相手が気にしているであろうポイントを初めに持ってくるようにしましょう。
著者情報
プレゼン資料&動画作りのエキスパートGN1。課題やテーマ設定、構成、デザインに到るまでのストーリーを提供。数多くの企業の資料&動画制作をサポートし、商品・サービスの認知拡大、販売促進に貢献しています。
0コメント