先日「資料作成を効率的に進める!(前編)」という記事で資料作りに入る前のテクニックについてご紹介してきました。今回は、実際のパワーポイントに落とし込む流れについてお話していきます。
目次
1:パワーポイントに流れを作る
2:内容を流し込む
3:型から取り出し、微調整する
まとめ
1:パワーポイントに流れを作る
ブリッジスライドという、各項目の先頭に入れるスライドが有ります。中タイトルのやくわりがあります。
ここに先程の3つの項目を入れていくとそのあとの資料作りがはかどります。
タイトル | 本スライド | タイトル | 本スライド | タイトル | 本スライド
このような流れではじめに流れを作っておきます。
できればタイトルページのデザインは統一されている方がよいです。
デザインよりも統一性が、パワーポイント資料の中では重要な要素になります。
2:内容を流し込む
先程作った流れ(型)に内容を流し込みます。鉄やプラスチックの容器を作る際に、
先に型を作り液体上の鉄やプラスチックを流し込むのと似ています。
固まった鉄を削っていくのは骨が折れますが、はじめに型を作ってしまえば
後は流し込み時間を置いて固まるのを待つだけなので非常に効率的に作業が進みます。
3:型から取り出し、微調整する
最後に資料全体を眺めます。型から取り出すというのは、例えば、全スライドを印刷して紙で眺めてみることを指します。はじめに紙とペンでアイデアを書き出しました。それと同様、紙で最終チェックをします。この目的は客観的に見つめることと、全体を改めて見つめ直すことにあります。
スライドとスライドの間に補足の説明が必要かもしれません。画像を入れ替えたほうが良いかもしれません。そういった、最後にこうした方がよいかもしれないという気づきがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。前編、後編の流れを通して実践して頂けると、資料作成の効率がグッとあがります。ぜひ試してみて下さい。
著者情報
プレゼン資料&動画作りのエキスパートGN1。課題やテーマ設定、構成、デザインに到るまでのストーリーを提供。数多くの企業の資料&動画制作をサポートし、商品・サービスの認知拡大、販売促進に貢献しています。
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