プレゼン3つの魔法 1や5だとどうなる?

みなさん、プレゼンをする際に課題や解決策を列挙することがあるかと思います。その時、最も決済に至りやすい数をご存知でしょうか。時と場合による、と言ってしまえばそれまでですが、中でも最も効果的な数があるのでご紹介します。それは「3」という数字です。

目次

1:身近な3という数字

2:ポイントが「1」つの場合どうなるか

3:ポイントが「5」つ以上は多い?

まとめ

↑上記Slideshareにて資料を閲覧いただけます


1:身近な3という数字

なぜ3という数が重要なのでしょうか。それを話す前に3という数が私たちの生活に身近であることを改めて知っていただきたいと思います。

例えば、「3匹の子豚」「3種の神器」「3日坊主」がありますね!実際にプレゼンでこの3という数は使われていて、初めてiPhoneを発表した際のジョブズ氏がMac、iPodに続く3つ目の革新的なデバイスと述べていましたね。


それに加えて、「iPodと電話、インターネット通信デバイスの3つを盛り込んだ1つのデバイスとして『電話を再発明する』」と発言していたのが記憶に新しいと思います。


2:ポイントが「1」つの場合どうなるか

では本題で、なぜ3という数が重要なのでしょうか。例えば、部長に提案を持ちかけた際にこのような会話をするとします。



あなた:部長!新プロジェクトについて案を考えてきました。

部長:どれどれ、見せてみなさい。

あなた:Aという案なんですけど(中略)。いかがでしょうか。

部長:う〜ん、確かによく考えているけど、他に可能性はないかな。

あなた:考えたんですけど、A案がベストです。

部長:その根拠を示しなさい。

あなた:ですから・・・


なかなか話が進みませんね。これは何かを判断するための材料が不足していることが原因です。これがベストです!と言われても本当にそうか?と疑いたくなるのが人間です。



いくつかの選択肢を見せた上で、その中でAが良いです。なぜなら〜という話ができると判断しやすくなります。


3:ポイントが「5」つ以上は多い?

先ほどとは正反対で、5以上の選択肢がある場合はどうでしょう?



あなた:部長!新プロジェクトについて案を考えてきました。

部長:どれどれ、見せてみなさい。

あなた:A、B、C、D、E…という案なんですけど説明しますね。え〜、(中略)。

部長:ちょっと待った。要点をまとめてきてくれないか。

あなた:もう少し話を・・・

部長:忙しいんだ。

あなた:・・・


こちらは選択肢は複数あるのですが、多すぎるために判断に時間がかかる、面倒であるという印象を与えてしまっています。

十分な量の情報を、簡潔に述べるためには5つ以上の選択肢は多すぎるのです。


ただし、A〜Fという選択肢がありますが、重要なのはAです。なぜなら〜。という話し方であれば、まだ話を聞いてもらえる可能性があります。



まとめ

いかがでしたでしょうか。何かを判断してもらう必要がある場合、3という数字がバランスよく、スムーズに聞き手の頭に入ってきます。

メリットやデメリット、課題や解決策を述べる際にはこの「3」という数字を意識して構成を考えてみてください。ちなみに、このブログも3という数を意識して構成しています。何かの参考になれば幸いです。


著者情報

プレゼン資料&動画作りのエキスパートGN1。課題やテーマ設定、構成、デザインに到るまでのストーリーを提供。数多くの企業の資料&動画制作をサポートし、商品・サービスの認知拡大、販売促進に貢献しています。

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