はじめに、みなさんプレゼンの資料を作る際に何からはじめますでしょうか。正直な所、パワーポイントのソフトを立ち上げるのは最後で良いです。まずは骨子を考え、内容を固める必要があります。ここでおすすめしているのは手書きでアイデアをまとめること。いくつか伝えたいことを列挙して行くわけですが、何もない状態からいきなりアイデアをまとめるということは中々大変なものです。今回はそんなアイデアをはじめに書き出す際にあると助かるマインドマップというツール・手法についてご紹介していきます。
目次
1:中心はテーマを描く
2:関連要素に広げる
3:各要素を掘り下げる
まとめ
1:中心はテーマを描く
マインドマップの考え方の基本は、いろんなアイデアを一つの紙の上に自由に書いていく点にあります。通常、紙があると上から順番に書いていきますが、マインドマップではそれをしません。紙のど真ん中から描いていきます。まずは、今回のプレゼンのテーマとなる題材を中心に描きます。ここでは、とある自動車メーカーが新商品をプレゼンするという前提でマインドマップを描いています。
2:関連要素に広げる
次に、その周りに関係しそうな要素、紹介したいもの(プレゼンだとアジェンダになります)を描いていきます。ここでは、
・ターゲット
・特徴
・価格
・プロモーションチャネル
を挙げてみました。
3:各要素を掘り下げる
最後に、先程挙げた4つの要素を1つ1つ深掘りしていきます。ターゲットであれば、年齢はどうか、男性か女性か。どこに住んでいて、何をしている人なのか。これ自体をプレゼンでそのまま話す必要はありませんが、ここが具体的になっていることがこのあと、どんな言葉やスライドイメージを使って話すのか、考える際に手助けとなります。
全体像を見てみて、もっと他にないか、もしくは、今回のプレゼンに必要不要の判断をしていきます。そうしてポイントを絞ってからパワーポイントを起こしていくと、非常に時間が有効に使えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。マインドマップは今後も触れていければと思いますが、今回はまずプレゼンの初期段階。アイデアを書き出す際の使い方についてご紹介しました。無料でできるマインドマップソフトもありますが、まずは紙とペンを持って手書きでされることを
おすすめします。自由にアイデアを描いていきましょう!
著者情報
プレゼン資料&動画作りのエキスパートGN1。課題やテーマ設定、構成、デザインに到るまでのストーリーを提供。数多くの企業の資料&動画制作をサポートし、商品・サービスの認知拡大、販売促進に貢献しています。
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