結局何が言いたかったの?プレゼンを終えて、これほど残念なコメントはありません。
折角時間を使って作って、緊張して話して、最後に何も相手の中に残っていなかった。
そんな経験は誰しも1度はあるのではないでしょうか。今回は、相手の心に残るプレゼンの
手法をお話していきます。
目次
1:相手に覚えてもらいたいこと「キラーキーワード」を決める
2:全体構成を考える
3:キラーキーワードを散りばめる
まとめ
↑上記Slideshareにて資料を閲覧いただけます
1:相手に覚えてもらいたいこと「キラーキーワード」を決める
まずはじめに、パワーポイントを開く前に、今回のプレゼンで相手に覚えてもらいたいことを決めます。巷では「目的」「ゴール」という表現をされていますが、少しニュアンスが異なります。
目的だと、例えば契約を取ること、自分の名前を覚えてもらうことなどが挙げられますが、
キラーキーワードはその目的を達成するために「これだけは覚えてもらいたい」ということを指します。
・業界No1の実積
・顧客満足度95%以上
・この道50年以上の職人が手がける
・有名な◯◯さんが愛用している
などなど
視点を変えると、これからあなたがプレゼンしようとしている商品やサービスの
・強み
・実積
の中でもっとも強力でインパクトのあるものを挙げるとよいでしょう。
2:全体構成を考える
以前「今ある「プレゼン資料」て?大丈夫?資料リニューアルのチェックリスト4項目」という記事で、プレゼンの構成のお話をしました。詳しくは上記の記事を読んで頂ければと思いますが、おさらいすると
・課題
・原因
・解決策
・効果
この4つの流れに沿って構成していきます。
これも今回のキラーキーワードがハマる内容で構成するわけですが
基本的にはお客様の抱えている課題があって、その原因を
プレゼンする商品やサービスで解決するという流れになります。
3:キラーキーワードを散りばめる
プレゼンの構成が決まったら、最後にキラーキーワードを散りばめます。
それぞれ4つの要素で説明する言葉を今回のキラーキーワードで
置き換えることができるか考えていきます。
ちなみに、7回も言うとしつこいんではないか、嫌な印象を持たれるのではないかと
懸念する方もいるかもしれません。例えば、3分〜5分以上のプレゼンであれば、
7回は多くはありません。
これが1分のプレゼンだと流石に多いかと思いますので、
はじめと最後、あとは中盤で1度ぐらい入れればよいかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。プレゼンの目的は、相手に何かしらの行動を取ってもらうことですがそのためにもまずは覚えてもらうことを意識して、キラーキーワードを使いこなしてみて下さい。
著者情報
プレゼン資料&動画作りのエキスパートGN1。課題やテーマ設定、構成、デザインに到るまでのストーリーを提供。数多くの企業の資料&動画制作をサポートし、商品・サービスの認知拡大、販売促進に貢献しています。
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