皆さん、資料作りの際には、何を言おうか、どんな画像を使おうか中身から考える方が多いのではないでしょうか。それは正しいことなのですが、実はパワーポイントでは用途別にスライドのサイズを変えることをおすすめします。せっかく考えたデザイン、内容を効果的に伝えるためにも、下記2種類のサイズと用途をご紹介しますので参考にしてみてください。
目次
1:スライドサイズは2種類
2:提案・説明資料は4:3、講演・セミナー資料は16:9
3:どちらを使うか迷ったら
まとめ
↑上記Slideshareにて資料を閲覧いただけます
1:スライドサイズは2種類
パワーポイントでは、サイズが2種類あります。
・4:3
このサイズは、はじめにパワーポイントを開いた段階での初期設定になっています。このサイズはもっともなじみがあるのではないでしょうか。
・16:9
少し横長に見えるサイズです。このサイズに切り替えるためには、パワーポイントの上部「デザイン」から「スライドのサイズ」を変更できます。
2:提案・説明資料は4:3、講演・セミナー資料は16:9
提案・説明資料は4:3を使いましょう。理由は色々あるのですが、
・印刷しやすい
・会議室の投影機が4:3対応が多い
・見慣れている
・使い回しが効く
などが挙げられます。
提案資料や説明資料は、シンプルに端的に物事を述べていく必要があります。また、日々膨大に提案資料や説明資料は作成する必要があり、使い回しが効くサイズだったり、印刷しやすいことがメリットになります。
講演・セミナー資料は16:9が良いです。例えば、大きな講演会場だと16:9の横長の表現で
より大きく表現することが可能になります。Youtubeのサイズもこのサイズですね。限られた空間で見やすく表現力を上げるには横幅の違いが、思うより重要だったりします。
4:3では詰め込んだイメージのものでも、16:9だとゆとりが出ます。筆者もセミナーをする際には、事前に会場関係者に16:9の投影機があるか確認した上で、できればこのサイズを使うようにします。
3:どちらを使うか迷ったら
どちらを使うか迷うようなケースもあるかと思います。迷ったら4:3で作りましょう。一度作ってみて、あとでサイズ変更することも可能です。あとは、社内説明したあと、社外でプレゼンすることもあるかと思いますので、そういうときは、先述の方法でサイズを変更しましょう。おすすめなのは、事前に4:3と16:9の2つのサイズでテンプレートを作っておきます。あとは、用途に合わせてコピー&ペーストして使い分けると時間短縮になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。目的に合わせて、ぜひ資料サイズを変えてみてください。
著者情報
プレゼン資料&動画作りのエキスパートGN1。課題やテーマ設定、構成、デザインに到るまでのストーリーを提供。数多くの企業の資料&動画制作をサポートし、商品・サービスの認知拡大、販売促進に貢献しています。
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